【世界一受けたい授業】汗腺トレーニング!牛乳や風呂で悪い汗をいい汗に!

【世界一受けたい授業】汗腺トレーニング!牛乳や風呂で悪い汗をいい汗に! 美容・健康

2023年7月8日放送の世界一受けたい授業で、汗腺トレーニングについて紹介されました!

教えてくれたのは、東海大学理学部化学科教授の関根嘉香先生です。

 

汗腺トレーニングで鍛えるとどうなる?

汗腺トレーニングで汗腺を鍛えると、様々な効果が期待できます。

中でも最大の効果は、汗腺の機能が向上し、「いい汗」をかけるようになる点です。

「いい汗」とは、ミネラルや不純物が再吸収され、水に近い成分でサラサラしており、蒸発しやすい汗のことを指します。

一方、汗腺の機能が低下すると、汗の中に含まれるミネラルや不純物を再吸収する能力が弱まり、結果として不純物を多く含む「悪い汗」が分泌されます。

この「悪い汗」には以下の特徴があります。

・ベタベタしている
・匂いが強い
・大粒で乾きにくい
・しょっぱい

 

「悪い汗」が出る原因としては、

・運動不足
・常にエアコンをかけて生活している
・加齢による機能低下、
・ストレスや不規則な生活習慣

などがあげられます。

 

上記のような原因により、体温調節が低下し、熱中症や夏バテのリスクが高まります。

さらに老廃物が排出されず体調不良を招き、匂いやべたつきで不快感を与える「悪い汗」が発生するのです。

そこで汗腺を鍛えて、「悪い汗」を「いい汗」に変えなければなりません。

 

汗腺トレーニングには次のようなものがあります。

・ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動
・半身浴や手足高温浴
・バランスの良い食生活
・エアコンに依存しない生活

これらを実践することで汗腺を鍛え、「いい汗」をかける身体に生まれ変わります。

汗の嫌な臭いから開放されるためにも、ぜひ取り組んでみてください。

 

インターバル速歩と牛乳を活用した汗腺トレーニングのやり方

いい汗を作るには、「インターバル速歩」と「牛乳」を活用した汗腺トレーニングがおすすめです。

 

インターバル速歩とは?

インターバル速歩は、「速歩き(さっさか歩き)」と「ゆっくり歩き」を交互に行うウォーキング法です。

具体的には以下のように進めます:

①速歩き:ややきついと感じるペースで3分間行う。
②ゆっくり歩き:リラックスできるペースで3分間行う。
③これを1セットとして、5回繰り返えす(合計30分)。
④週4日以上行うのがおすすめ。

インターバル速歩には、筋肉に適度な負荷をかけ、筋力や持久力を向上させるだけでなく、血液量を増加させる効果も期待できます。

 

牛乳の役割

インターバル速歩後に牛乳を摂取すると、より効果的です。

インターバル速歩によって体は暑さに慣れる(暑熱順化)準備が整い、牛乳によってその効果がさらに高まります。

この組み合わせにより、汗腺の働きが活性化し、汗をかくことで体温調節がスムーズになる「いい汗」をかけるようになるのです。

 

インターバル速歩+牛乳のやり方

それでは、インターバル速歩+牛乳の具体的なやり方を紹介します。

以下の手順で実践しましょう。

1)歩きやすい靴と服装を用意します。
2)胸を張り、正しい姿勢で速歩きを開始します。
3)3分間の速歩き後、3分間ゆっくり歩きを行います。
4)無理なく続けられるペースで5セット行います。
5)運動終了後30分以内にコップ1~2杯(200~400ml)の牛乳を飲みます。

※牛乳以外でもヨーグルトやチーズなどの乳製品で代用してもOKです。

※1)~5)を週に4日以上行うと効果的です。

これにより、汗腺が鍛えられ、汗をかきやすい体質への改善がもたらされます。

特別な器具も必要なく、自宅の近くで気軽に始められますよ。

ぜひ、この習慣を取り入れてみてください!

 

汗腺トレーニングは風呂でもできる!

汗腺トレーニングは、汗をかきやすい体を作るための重要な習慣であり、特にお風呂を活用することで効果的に行うことができます。

ここでは、汗腺トレーニングに適した入浴方法について詳しく解説します。

 

手足高温浴で効率的に汗腺を刺激する

手足高温浴は、特に手足の先端部分にある汗腺を刺激し、全身の発汗機能を高める効果があるとされています。

この方法は初心者でも取り入れやすく、短時間で結果が期待できるでしょう。

1)浴槽に43~44℃程度の熱めのお湯を20~30cmほど張ります。
2)ひじから先とひざ下だけをお湯につけます。
3)10~15分間浸かることで、手足の血流が促進されます。

手足は脳から遠く、血流が滞りやすい部位ですが、高温浴によって血液循環が改善し、全身が温まります。

さらに、継続することで休眠していた汗腺も活性化し、いい汗をかけるようになるでしょう。

 

半身浴で体の芯から温まる

半身浴は、全身浴よりも体への負担が少なく、長時間リラックスしながら汗腺トレーニングができる方法です。

1)浴槽に37~38℃程度のぬるめのお湯を張ります。
2) みぞおちまで浸かり、10~15分間リラックスします。
3)お湯の中で軽くストレッチするとさらに効果的です。

半身浴は体の深部温度をゆっくりと上げ、新陳代謝を促進します。

半身浴によって汗腺が徐々に鍛えられ、暑さへの耐性もアップするでしょう。

お風呂で行う汗腺トレーニングは、自宅で簡単に始められる健康習慣です。

手足高温浴や半身浴など、自分に合った方法を取り入れてみましょう。

継続することで発汗機能が向上し、汗臭も改善することが期待できますよ。

 

まとめ

世界一受けたい授業で紹介された「汗腺トレーニング」についてまとめました。

日常生活に取り入れることで、汗臭解消につながるでしょう。

汗の臭いが気になる方は、ぜひチャレンジしてみてくださいね。

 

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