2017年5月20日放送の世界一受けたい授業で、壁スクワットのやり方について紹介されました!
教えてくれたのは、北里大学教授の高平尚伸先生です。
壁スクワットのやり方
壁スクワットは、初心者でも取り組みやすいトレーニングです。
壁を使うことで正しいフォームを維持しやすく、膝や腰への負担も軽減されます。
そのため、運動が苦手な方や筋トレ初心者にピッタリですね。
以下のステップに従って実践してみましょう。
1)壁に背中をつけて立ちます。
2)足は肩幅に開き、つま先はまっすぐ前に向けます。壁と足の間にはこぶし1つ分程度のスペースを空けておきましょう。
3)ゆっくりと膝を曲げながら腰を落としていきます。このとき、太ももが床と平行になる位置まで下げるのが理想的です。膝がつま先より前に出ないよう注意してください。
4) ゆっくりと膝を伸ばしながら、スタートポジションまで戻ります。この動作を繰り返します。
初心者の場合は10回×3セットから始めるのがおすすめです。
また膝や腰に痛みが出た場合は、無理せず中止してください。
壁スクワットに腰痛改善効果あり?
結論から言うと、壁スクワットには脹痛改善効果が期待できます。
壁スクワットでは、太ももやお尻の筋肉だけでなく、体幹(腹筋や背筋)も鍛えられます。
これにより、腰を支える筋肉が強化され、姿勢が安定します。
特に、腰椎への負担を軽減する効果が期待できるんです。
また、壁を背中に当てて行うことで、猫背や反り腰といったフォームの崩れを防ぎます。
これにより、腰への過剰な負担がかからず、安全にトレーニングが可能です。
さらに、壁スクワットを行うことで血流が促進され、筋肉の柔軟性も向上します。
これが腰痛の原因となる筋肉の硬直解消につながるのです。
以上のように、壁スクワットは腰痛改善効果が期待できるエクササイズとなっています。
壁スクワットで猫背を改善できる?
壁スクワットを習慣的に行うことで、猫背改善が期待できるでしょう。
まず、壁スクワットでは、背中を壁につけた状態で行うため、自然と正しい姿勢が意識されます。
この動作により、猫背の原因となる背中や肩周りの筋肉(僧帽筋や広背筋)が鍛えられ、姿勢の改善につながるのです。
また、体幹(腹筋や背筋)にも負荷がかかるため、胴体部分の安定性が向上します。
これにより、猫背だけでなく全身のバランスが整い、美しい姿勢を保ちやすくなります。
さらに、胸を張る姿勢を維持する必要があるため、普段縮こまりがちな胸部の筋肉が伸ばされます。
これにより、肩が前に出てしまう「巻き肩」の改善にも効果的です。
まとめ
ここまで、壁スクワットのやり方や効果についてまとめました。
自宅で手軽にできる上、腰痛や猫背を改善する効果が期待できるエクササイズとしておすすめです。
器具や難しい知識も不要なので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。