2019年9月11日放送のソレダメで、顔コリほぐし(顔こり解消マッサージ)のやり方について紹介されました!
教えてくれたのは、アンチエイジングデザイナーの村木宏衣さんです。
顔コリほぐしのやり方
番組内で紹介された「顔コリほぐし」は、次の3つのマッサージ法です。
・おでこのシワを改善するマッサージ法
・ほうれい線に沿ったマッサージ方法
1つずつやり方を紹介しますね。
頬を引き上げるマッサージ法
頬の筋肉をほぐすことで、たるみの改善や若々しい印象を取り戻す効果が期待できます。
このマッサージ法は簡単にできるので、ぜひ試してみてください。
1)親指を頬骨の下に引っ掛け、人差し指と中指でエラの後ろを挟むようにします。
2)「あぐあぐ」と声に出しながら顎を動かします。
3)指1つ分ほどずつ下にずらし、同様に「あぐあぐ」と動かします。これを3ヵ所行います。
強い力でつまむ必要はありません。
心地よい程度の力加減で行いましょう。
この頬を引き上げるマッサージを行うことで、頬骨周辺の老廃物が流れやすくなり、弾力のある筋肉に。
これにより頬が引き上がり、たるみが目立たなくなることが期待できます。
おでこのシワを改善するマッサージ法
おでこの凝りをほぐすことで、シワの予防や目元の開放感が得られます。
1)両手の第一関節と第二関節の間の平らな部分を使います。
2)眉毛の上あたりに指を当て、小さく外側に円を描くようにほぐします。
3)指1つ分ほど外側へ移動し、同じように円を描きます。これを3ヵ所繰り返します。
4)最後におでこ全体を軽くさするようにマッサージします。
指先ではなく関節部分を使うことで、適切な圧力がかかります。
また肌への摩擦を避けるため、滑りやすいクリームやオイルを使用すると良いでしょう。
このマッサージを行うと、おでこの筋肉が柔らかくなり、シワが目立ちにくくなる効果が期待できるでしょう。
また、目元がスッキリして表情も明るく見えるようになるかもしれません。
ほうれい線に沿ったマッサージ法
このマッサージでは、ほうれい線周辺の筋肉をほぐし、血流やリンパの流れを改善することでシワを目立たなくします。
以下の手順で行いましょう。
1)両手の人差し指を第2関節で曲げ、小鼻の横に当てます。
2)骨を感じるように指を左右にスライドさせ、5回動かします。
3)指の位置を少し上にずらし、同様にスライドさせます。
4)この動作を4段階繰り返し、ほうれい線全体をほぐします。
骨を意識して優しく動かすことで、筋肉が効果的にほぐれます。
強く押しすぎないよう注意しましょう。
この方法は、凝り固まった筋肉を柔らかくし、ほうれい線が目立たなくなるだけでなく、顔全体のリフトアップ効果も期待できます。
顔コリほぐしに期待できる効果は?
「顔コリほぐし」の具体的な効果について解説します。
血行促進とむくみ解消
顔の筋肉が凝り固まると血流が滞り、むくみやくすみの原因になります。
そこで「顔コリほぐし」を行うことで、血行が良くなり、老廃物が排出されやすくなります。
その結果、肌に透明感が生まれ、むくみが取れてフェイスラインが引き締まるとされているのです。
シワやたるみの改善
特に頬やおでこのマッサージでは、凝り固まった筋肉をほぐすことで弾力を取り戻し、シワやたるみが目立ちにくくなります。
また、前頭筋の柔軟性が向上し、額のシワ予防にもつながります。
表情筋の活性化
顔コリを解消することで表情筋がスムーズに動きやすくなると言われています。
そして、自然な笑顔や若々しい表情を作りやすくなるでしょう。
また、口角が上がりやすくなるため、第一印象も明るいものになることが期待されます。
リラクゼーション効果
優しく丁寧にマッサージすることでリラクゼーション効果がもたらされ、ストレス緩和にもつながります。
筋肉の緊張が解けるとともに心身ともにリラックスできるでしょう。
顔にコリがあるかどうかをチェックする方法
顔のコリは、日常生活の癖やストレス、姿勢の悪さなどによって生じることがあります。
これにより血流が悪くなり、むくみやたるみ、肌トラブルの原因となることも。
そこで、顔にコリがあるかどうかをチェックする方法をまとめました。
チェック方法①顔の左右差を確認
鏡を見て、以下のポイントを左右で比較します。
・眉毛や耳の高さ
・頬の厚み
・口角の高さ
左右で明らかな違いがある場合、筋肉のコリや歪みが原因かもしれません。
噛みしめ癖の確認
両手の手のひらでほおを包むように押さえ、奥歯を食いしばってみましょう。
この時、ほおがぷっくりと盛り上がる部分が咬筋です。
この部分に以下の症状がある場合、こっている可能性があります。
・左右で盛り上がり方に差がある
・人差し指・中指・薬指を縦にして口に入れようとしても入らない
触診で筋肉の硬さを確認
触診は、筋肉の硬さや異常を直接確認できる手法で、理学療法や美容分野でも広く活用されています。
例えば、顔の筋肉を指で押すことで痛みや硬さを感じる場合、それがコリのサインとなります。
特に以下の部位を重点的にチェックしましょう。
・咬筋(頬):奥歯を食いしばった際に盛り上がりや痛みがある。
・皺眉筋(眉間):眉頭をつまんで回すと痛みがある。
ただし、より正確なチェックには、専門家による検査や機器を併用することをおすすめします。
口の動きチェック
口を開けたり閉じたりする際に痛みや違和感がある場合、それは顔コリのサインかもしれません。
特に、以下のポイントを確認してください。
・咬筋(こうきん)の確認:耳の下から顎にかけて手を当て、口を開閉してみましょう。硬さや痛みを感じる場合、咬筋が凝っている可能性があります。
・口輪筋(こうりんきん)の動き:大げさに「あ・い・う・え・お」と発音してみてください。この際、スムーズに動かない箇所や疲労感を覚える箇所があれば、その部分が凝っている可能性があります。
上記のポイントを意識することで、日常生活で気づきにくいコリを発見できるでしょう。
ただし、主観的な判断になるため、深刻な症状の場合は専門家への相談がおすすめです。
肩こりや首こりがあるかをチェック
肩や首の筋肉と顔の筋肉は密接につながっており、これらの部位のコリが顔に影響を及ぼすことが多いとされています。
肩や首がこっているか分かりづらいときは、下記の方法を試してみましょう。
・首を左右に倒す:左右で可動域に差があったり痛みを感じる場合は、首こりの疑いありです。
・肩を回す:ゴリゴリとした音や違和感がある場合も、肩や首がこっている可能性があります。
他にも、肩や首に常に重さやだるさを感じている場合、それが顔コリにつながっている可能性があります。
以上が、顔にコリがあるかどうかをチェックする方法となります。
顔のコリは放置すると、むくみやたるみなど美容面だけでなく健康面にも影響するため、早めにケアするのがおすすめです。
顔コリほぐしにおすすめのグッズは?
顔コリほぐしは簡単にできますが、効果を感じにくい場合は、美顔器などのグッズを活用するのも有効です。
ここでは、顔のコリをほぐせるおすすめグッズをいくつか紹介します。
COREFIT:Face-Pointer2
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ピンポイントで顔の筋肉を刺激できるペン型美顔器です。
特に咬筋や側頭筋など、手では届きにくい深部の筋肉をしっかりほぐすことが可能。
使い方は簡単で、気になる部分に押し当てるだけです。
痛気持ちいい刺激が心地よく、短時間でリフレッシュできるでしょう。
価格は約23,980円と少し高いですが、効果的なケアが期待できます。
リファカッサレイ(ReFa・CAXA・RAY)
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フェイスラインや頬骨周辺をすくい上げるようにマッサージできるカッサ型の美顔器です。
独自の形状で深部までアプローチし、むくみやたるみケアにぴったり。
持ち運びにも便利なサイズ感で、自宅でも外出先でも使いやすい美顔器です。
東急スポーツオアシス:ほぐしローラーBody
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こちらは全身用ですが、小回りが利くミニローラー部分を使えば顔やこめかみ、鎖骨周辺のケアにも最適です。
手軽にコロコロするだけで筋肉を挟み込み、コリをほぐします。
価格も手頃なので、「美顔器は高価で手を出しにくい」という方にもおすすめです。
Ni・Zmir:美顔器・EMSフェイスベルト
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低周波EMS機能を搭載した美顔器で、表情筋に電気刺激を与えて鍛えながらほぐします。
特に、むくみやたるみが気になる方におすすめです。
フェイスベルト型なので、顔に装着するだけで簡単にケアできますよ。
まとめ
ソレダメで紹介された「顔コリほぐし(顔こり解消マッサージ)」を習慣的に行うことで、美容・健康両面で効果が期待できるでしょう。
やり方は簡単なので、ぜひ実践してみましょう。
さらに効果を得い場合は、今回ご紹介したグッズを利用してみるのもありでしょう。
顔のたるみ解消法として、「カオキン体操」が世界一受けたい授業で紹介されました。
【世界一受けたい授業】カオキン体操のやり方動画!奥田逸子先生の顔のたるみ解消法とは?