2024年6月24日に放送されたヒルナンデスでは、話題のダイエット法「つまぷる」が特集されました。
この方法は、整体師・みっこ先生が考案したセルフ整体エクササイズで、食事制限なしで手軽に実践できると話題です。
この記事では、そのやり方や効果などについてまとめました。
目次
つまぷるのやり方
つまぷるは、以下の3つの部位に効果的と言われています。
・二の腕
・デコルテ
それぞれのやり方について紹介します。
お腹のつまぷるのやり方
1)お腹のお肉を根本から掴むように大きくつまみます。
2)つまんだお肉を上下にぷるぷる揺らします。
3)揺らし終わったら、そのままお腹を伸ばします。
4)この動作をお腹の真ん中・下腹・上部でそれぞれ5分ずつ繰り返します。
二の腕のつまぷるのやり方
1)腕を伸ばした状態で親指と人差し指でお肉をつかみます。
2)つかんだ指が外れるまで肘を曲げながら持ち上げます。
3)二の腕全体(脇の方まで)で何度か繰り返します。
4)最後に首の後ろで腕を伸ばし、30秒間ストレッチします。
デコルテのつまぷるのやり方
1)デコルテのお肉をつまみます。
2)指が外れるまで胸を張ります。
3)これを繰り返し、最後に肩甲骨を開きながら深呼吸します。
つまぷるにはどんな効果が期待できる?
「つまぷる」とは、お腹や体の脂肪をつまんで揺らすことで筋膜をリリースするエクササイズです。
筋膜は筋肉を覆う薄い膜で、これが癒着や硬化すると血行不良や代謝低下を引き起こし、痩せにくい体質になってしまいます。
「つまぷる」では、この筋膜をほぐし、正常な状態に戻すことで次のような効果が期待できます。
ダイエット効果
つまぷるによって筋膜がほぐれると血流が改善され、体が温まりやすくなり、代謝が向上します。
その結果、脂肪燃焼が促進され、痩せやすい体質へと変化するのです。
また、インナーマッスル(深層筋)への刺激も加わり、エネルギー消費が増えるため、お腹周りの脂肪減少や体全体のシェイプアップ等といったダイエット効果が期待できます。
短期間で見た目のシェイプアップに繋がる
つまぷるは、短期間で効果を実感しやすいという特徴がもあります。
実際に「ヒルナンデス」のダイエット企画では、お笑い芸人のさきぽんさんが、1ヶ月後のエクササイズで、ウエストが9cmサイズダウンしました。
ここまで短期間で効果が出たのは、筋膜リリースによって姿勢が改善されたからです。
手軽で継続しやすい
つまぷるは、特別な器具や激しい運動を必要としません。
「つまんで揺らす」というシンプルな動作を行うだけです。
そのため、自宅や外出先でもスキマ時間に実践可能となっています。
また、食事制限などの厳しいルールもないため、ストレスなく続けられる点も、ダイエットに成功しやすい理由になります。
健康効果
筋膜リリースによって血行が良くなることで、冷え性やむくみの改善も期待できます。
また、筋肉の可動域が広がり、姿勢改善や肩こり・腰痛の軽減といった健康面でのメリットも報告されています。
つまぷるダイエットに挑戦したさきぽんの結果は?
つまぷるに挑戦前、さきぽんさんのウエストは82cmでした。
初回のエクササイズでは、たった1回でウエストが79cmと3cmも減少!
さらに1週間後には75.5cm(-6.5cm)、1か月後には73.0cm(-9.0cm)という驚異的な結果を得ることができました。
食事制限なしでこの成果を出せたのは、つまぷるダイエットの手軽さと効果の高さを物語っています。
ウエストだけでなく背中のお肉もスッキリし、美しいボディラインを手に入れることができました。
筋膜がほぐれ、リンパへの刺激によって老廃物が排出されることで代謝が上がったことが成功の理由です。
つまぷるで痩せない理由は?
「つまぷる」は、手軽に行えるダイエット方法ですが、それでも「痩せない」という人がいるのも事実です。
なぜ痩せないのか?
その理由を掘り下げてみましょう。
つまぷるだけでは不十分な理由
つまぷるは筋膜リリースを簡略化した方法ですが、これだけで劇的なダイエット効果を得るのは難しいです。
筋膜リリース自体は可動域の向上や血流改善に役立ちますが、それはあくまで「準備運動」のようなもの。
筋膜をほぐした後に適切な運動やトレーニングを行わないと、得られた効果は短期間で消えてしまいます。
また、つまぷるでは表層の筋肉にしかアプローチできず、インナーマッスル(深層筋)には届きません。
インナーマッスルの活性化が不十分だと、基礎代謝の向上や脂肪燃焼が限定的になり、結果として痩せにくい状態が続いてしまうのです。
継続性と生活習慣に左右される
つまぷるは即効性があるように感じられますが、その効果を持続するには継続的な実践が必要です。
一度行っただけで体型が劇的に変わるわけではありません。
また、長時間座りっぱなしや運動不足などの生活習慣が改善されない場合、筋膜の癒着や血流不良が再発し、痩せにくい体質に戻ってしまいます。
誤った方法を行い過度な期待を抱きすぎる
つまぷるの効果を最大限に引き出すには、正しい方法で実践することが重要です。
例えば、つまむ強さや揺らし方が適切でない場合、期待した効果が得られないことがあります。
また、「つまぷるだけで痩せる」という過剰な期待を抱くことも問題です。
実際には、適切な食事管理や有酸素運動との併用が必要しないと、十分なダイエット効果は得られないでしょう。
つまぷるにプラスして効果的に痩せる方法
「つまぷる」はダイエット成功への一歩となりますが、それだけでは十分な結果は得られません。
つまぷるに以下の方法をプラスすれば、効果的に痩せることができるでしょう。
有酸素運動との組み合わせる
「つまぷる」で体をほぐした後に、ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動を行うことで、脂肪燃焼効果が高まります。
さらに、筋膜がほぐれることで体全体の動きがスムーズになり、運動効率もアップするでしょう。
筋トレで基礎代謝をアップさせる
筋トレは、基礎代謝を上げて太りにくい体質を作るとされています。
「つまぷる」で準備運動をした後に、腹筋やスクワットなどの筋トレを取り入れると、より効果的です。
特に腹直筋や腹斜筋への刺激が、ダイレクトに伝わりやすくなります。
食事管理を行う
バランスの良い食事を摂ることも重要です。
高タンパク・低脂肪の食事を心掛けることで、糖質や脂質の過剰摂取を防げます。
食事管理と「つまぷる」を組み合わせれば、効率よく痩せることができるでしょう。
ストレッチやヨガで姿勢を改善する
「つまぷる」の後にストレッチやヨガを行うことで、姿勢改善にも繋がります。
正しい姿勢を保つことで内臓機能を活性化し、新陳代謝を促進するのです。
まとめ
ヒルナンデスで紹介された「つまぷる」のやり方や効果、痩せない理由についてお伝えしました。
40代以降の女性に人気ですが、その手軽さと即効性から幅広い年齢層で活用されています。
ただし、つまぷる単体では十分な結果を得られないケースが多いです。
正しい方法で継続しながら、運動や食生活の改善と組み合わせて取り組むことで、その効果を最大限引き出すことができます。
もし「つまぷるだけでは痩せない」と感じている方は、今回の記事で紹介したプラスαを実践してみてはいかがでしょうか?