2024年11月5日放送のマツコの知らない世界でコッくん飲めるゾウROについて紹介されました!
どんな浄水器なのか、また使い方について詳しく紹介します。
海水が使えない理由についても解説しているので、緊急時に備えて読んでおいてくださいね。
目次
ミヤサカ工業のコッくん飲めるゾウRO
コッくん飲めるゾウROとは?
|
ミヤサカ工業のコッくん飲めるゾウROは、災害時や非常時に使える高性能な浄水器です。
RO(逆浸透)膜フィルターを2本搭載していて、水に含まれる99%以上の不純物を除去してくれます。
そのため、河川や雨水などの自然から出た水を安全な飲料水に変えることができるんです。
また、農薬や放射性物質といった化学物質も除去してくれるため、とてもキレイな水を飲むことができます。
災害時は水道も出ない可能性があるので、どんな水でも飲料水に変えてくれるのは嬉しいですよね。
ただし例外として、海水は浄水できません。
さらに「コッくん飲めるゾウRO」の浄水量は業界トップクラスを誇っています。
なんと1時間あたり最大で52リットルもの浄水が可能なんです。
フィルター交換も簡単で、未使用の場合は7年に1度交換するだけで済みます。
ここまで大量の水を浄水してくれるのですから、災害時に役立つことは間違いありませんね。
コッくん飲めるゾウRO(手動式)の使い方
まずは、「コッくん飲めるゾウRO」の手動式の使い方を紹介します。
1)河川や池から水を汲んで、本体のタンクに入れます。
2)タンクの蓋をしっかりと締めます。
3)規定の圧力に到達するまでポンピングを数十回行います。
4)ポンピング完了後、本体上部バブルを開けて浄水を開始します。
5)本体上部のニードル弁で、飲料水と排水の比率が1:1になるよう調整します。
6)浄水が不足してきた場合は、再びポンピングを行います。
コッくん飲めるゾウRO(電動式)の使い方
続いて、コッくん飲めるゾウROの電動式の使い方を紹介します。
1)電源ポンプと本体を接続します。
2)電源(AC100V)を接続します。
3)河川や池に直接ポンプを挿入し、水を吸引します。
4)電源をONにします。これにより洗浄が自動で始まります。
上記のように、電動式は手動式に比べると、効率的に浄水が可能です。
お年寄りや女性が使用する場合は、電動式のほうが圧倒的に便利です。
また停電時は、電動式であっても手動で浄水を行うことができますよ。
飲めるゾウROに海水を使ってはダメな理由は?
結論から言うと、飲めるゾウROに海水は使えません。メーカーの製品ページやパンフレットで明記されており、対応原水に「河川・池・井戸・プール・雨水・風呂水など」は含まれる一方、「海水は浄水不可/使用できません」とされています。
理由のひとつは圧力不足です。海水の塩分は約3.5%と高く、逆浸透(RO)で塩を抜くには強い圧力が必要になります。飲めるゾウROの動作は0.5MPa程度を想定していますが、海水脱塩に求められる圧力域には達しません。実際、販売ページでも「海水はろ過するための圧力が足りないため浄水できない」と注意されています。
もうひとつは機器保護と品質保証の観点です。メーカーは対応原水を限定しており、海水は仕様外。塩分や付着物による膜・配管の劣化や目詰まりのリスクが高く、想定用途(災害時の生活用水から飲料水を作る)から外れるため推奨されていません。製品情報も「海水は浄水不可」と繰り返し明記しています。
「ROなら海水もいけるのでは?」という疑問も出ますが、それは海水淡水化プラント級の高圧ポンプ・前処理を備えた設備の話です。一般向け・可搬型の非常用浄水器で同じことをするのは現実的ではありません。
まとめると、飲めるゾウROは「濁った真水系」を強みにした非常用RO浄水器です。海水対応ではないので、浜や船上での使用は避け、対応原水(雨水・川・プール・風呂水など)に限定して使うのが正解です。迷ったら「海水は不可」と覚えておくと安心です。
まとめ
コッくん飲めるゾウROについてまとめました!
1家に1台あれば、災害時にとても安心です。
お値段はさすがにお安くはありませんが、災害時の水不足を解消する1台になるかもしれませんね。