コストコのパンガシウスは体に悪い・まずいって本当?

【サスティ】コストコのパンガシウスは体に悪い・まずいって本当? ライフスタイル

2025年1月4日放送のサスティなで、パンガシウスについて紹介されました!

 

コストコのパンガシウス

パンガシウスはどんな魚?

パンガシウスは、東南アジアを中心に生息するナマズ目パンガシウス科に属する淡水魚です。

その特徴的な名前は学名「Pangasius」に由来し、日本では「白身魚」として知られています。

特にベトナムで養殖が盛んで、輸入された切り身がコストコなどのスーパーで販売されることが増えています。

パンガシウスは成長が早く、1メートルを超える大きさに育つこともあります。

見た目はナマズに似ており、長いヒゲが特徴的です。

食用としての需要が高く、クセのない淡白な味で食感は柔らかいですよ。

そのため、さまざまな料理に適しており、フライやムニエル、煮付けなど幅広い調理法で楽しめるでしょう。

 

パンガシウスは体に悪いという噂は本当?

パンガシウスは安くて栄養が豊富な白身魚とし注目を浴びています。

しかし「体に悪い」という噂もたびたび話題になっています。

「体に悪い」という噂が出るのは、主に養殖環境や水銀汚染、エサの品質によるものです。

パンガシウスの主な養殖地・ベトナムのメコン川は、水質汚染が指摘されています。

農薬や工場排水が川に流れ込むことで、魚体に有害物質が蓄積する可能性があるのです。

また、一部の養殖場では化学物質や抗生物質が使用されることもあり、これが健康リスクの原因とされています。
またパンガシウスには水銀が含まれる可能性がありますが、大型魚ほど高濃度ではないとされています。

ただしスペインの研究では、一部のサンプルからヨーロッパ基準を超える水銀濃度が検出されたとの報告もあります。

ここまで聞くと、「パンガシウスは本当に体に悪いのか」と思われる方もいるでしょう。

ですが、日本で流通しているパンガシウスは、厳しい食品安全基準をクリアしたものです。

特に「ASC認証」を受けた製品は、養殖環境やエサの管理が徹底されており、安全性が高いとされています。

以上まとめると、「パンガシウスは体に悪い」という噂は完全に否定できないものの、日本で流通している商品は安全基準を満たしています。

 

パンガシウスはまずい?

「パンガシウスはまずい」といった評価がネット上でよく見受けられます。

果たしてその噂は本当なのでしょうか?

パンガシウスが「まずい」と言われる理由として、泥臭さ、水っぽさ、味の淡白さが挙げられます。

泥臭さは淡水魚特有のもので、養殖環境や水質、下処理の不十分さが原因です。

また、冷凍品として流通することが多いため、解凍時に水分が出て食感が柔らかくなりすぎたり、水っぽく感じられることがあります。

さらに、脂が少なく味が淡白なため、シンプルな調理では物足りなさを感じる人もいます。

一方で、「まずい」という評価は調理法や好みによる影響も大きいです。

実際にはクセが少ない味であり、ムニエルやフライなど油を使った調理をすることで、淡白さが増し、美味しく仕上げることができます。

 

パンガシウスを美味しく食べる方法

パンガシウスは淡白でクセが少ない白身魚なので、さまざまな料理に活用できます。

その一方で「味が物足りない」「まずい」と感じる人もいるため、美味しく調理するコツを押さえることが大切です。

以下のような調理法で、より美味しく食べることができるでしょう。

 

蒲焼き

甘辛いタレを絡めて焼くことで、まるでうなぎのような味わいに!

薄力粉をまぶして焼くとふっくら仕上がり、タレもよく絡んで美味しいです。

ご飯のお供にもぴったりですね。

 

ムニエル

塩こしょうを振ったパンガシウスに薄力粉をまぶし、バターで香ばしく焼き上げます。

レモンやハーブを添えると爽やかな風味が加わり、洋風料理として楽しめるでしょう。
<4>フライ

衣をつけて揚げることで、外はサクサク、中はふっくらとした食感に仕上がります。

タルタルソースやレモンを添えると、さらに美味しさがアップしますよ。

 

煮付け

醤油やみりんで甘辛く煮込むと、ご飯が進む家庭的な味わいに。

カレイの煮付けの代わりとしても活用できます。

 

南蛮漬け

揚げたパンガシウスを甘酢に漬け込みます。

さっぱりとした味わいで、特に暑い季節におすすめです。

 

下処理や解凍を適切に行う

塩を振って10分ほど置き、水分を拭き取ることで臭みが軽くなります。

また、冷蔵庫でゆっくり自然解凍し、水分をしっかり拭き取ると水っぽさが抑えられます。

味付けは濃いめがおすすめです。

淡白な魚なので、濃いめのタレやソースで旨味を引き出すとより美味しくいただけるでしょう。

 

以上のように、パンガシウスは調理次第で和洋中どんな料理にもアレンジ可能な便利な食材です。

蒲焼きやムニエルなど定番料理から、フライや南蛮漬けまで幅広く楽しむことができます。

ぜひこれらの調理法を試して、パンガシウスを美味しく食べてくださいね。

 

パンガシウスの栄養素を紹介

パンガシウスの具体的な栄養素について紹介します。

 

たんぱく質

パンガシウスには、100gあたり約13.8gのたんぱく質が含まれています。

13.8gという量は筋肉の成長や修復に欠かせないので、運動後の回復や日常の健康維持に役立つでしょう。

また、低脂肪であるため、カロリーを抑えながら効率よくたんぱく質を摂取できます。

ビタミンB12

ビタミンB12は赤血球の生成や神経機能の維持に必要不可欠です。

パンガシウスにはこのビタミンが豊富に含まれており、貧血予防やエネルギー代謝を促す効果が期待できます。

 

オメガ3脂肪酸

オメガ3脂肪酸は、心臓の健康や脳機能向上に役立つとされています。

そのため、生活習慣病予防や認知機能の維持といった効果が期待できるのです。

 

ナイアシンとセレン

ナイアシンは皮膚や粘膜の健康維持に役立ち、セレンは抗酸化作用が強く、細胞の老化を防止すると言われています。

 

ミネラル類

カリウムやマグネシウムなども含まれ、これらは血圧調整や骨の健康維持に効果的です。

このように、パンガシウスは、高たんぱく・低脂肪でありながら、ビタミンやミネラルも豊富な優秀な食材です。

ダイエットから美容、健康維持まで幅広い目的で活用できますよ。

 

まとめ

パンガシウスについてまとめました!

比較的安価で手に入り、日常の食卓に取り入れやすい食材です。

栄養素も豊富なので、日々の食生活に取り入れてみてはいかがでしょうか?

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